犬のブラッシングについて、「毎日した方がいいの?」「短毛犬でも必要?」「嫌がるときはどうすればいい?」と迷う飼い主さんは多いのではないでしょうか。
ブラッシングは、抜け毛を取るだけのケアではありません。毛玉やもつれを防ぐ、皮膚の状態を確認する、ノミ・マダニやできものに気づく、愛犬とのスキンシップになるなど、日常の健康管理にもつながります。
ただし、すべての犬に毎日のブラッシングが必要というわけではありません。長毛、巻き毛、ダブルコート、短毛など、毛質によって適した頻度や使うブラシは変わります。
この記事では、犬のブラッシング頻度を毛質別に整理し、正しいブラッシング方法、嫌がるときの慣らし方、注意したいポイントを解説します。
まず結論|毎日必要かは毛質によって違う
犬のブラッシング頻度は、毛の長さや毛質によって変わります。
目安は次の通りです。
| 毛質・タイプ | ブラッシング頻度の目安 |
|---|---|
| 長毛・シルキーコート | 毎日〜週数回 |
| 巻き毛・ウェーブ毛 | 毎日〜週2・3回以上 |
| ダブルコート | 週1〜3回、換毛期は毎日近く |
| 短毛・スムースコート | 週1回程度 |
| ワイヤーコート | 週1〜数回 |
| 毛玉ができやすい犬 | できれば毎日 |
| 皮膚トラブルがある犬 | 獣医師の指示に従う |
Purdue UniversityのCanine Welfare Scienceでは、長毛やシルキーな毛質は毎日のブラッシング、厚いアンダーコートは週1〜2回以上、巻き毛は週2〜3回、短毛・スムースコートは週1回程度を目安として紹介しています。また、春や秋の換毛期には、通常より多くブラッシングが必要になることがあります。
VCA Hospitalsも、長毛・シルキー・カールした被毛の犬は、耳の周り、わき、足の後ろなどに毛玉ができやすいため、毎日のブラッシングが役立つと説明しています。
つまり、「犬は全員毎日ブラッシングしなければいけない」というより、毛玉になりやすい犬は毎日、短毛犬は週1回程度からと考えると分かりやすいです。
犬にブラッシングが必要な理由
ブラッシングには、次のような役割があります。
- 抜け毛を取り除く
- 毛玉やもつれを防ぐ
- 皮膚の状態を確認する
- 汚れやほこりを落とす
- ノミ・マダニなどに気づきやすくする
- 皮膚への刺激になる
- 愛犬とのスキンシップになる
- 家の中の抜け毛対策になる
特に長毛犬や巻き毛の犬では、毛玉ができると皮膚が引っ張られ、痛みや皮膚トラブルにつながることがあります。PDSAも、ペットには毛質に合ったブラシやコームが必要であり、無理せずゆっくり慣らすことが大切だと説明しています。
ブラッシング中に皮膚の赤み、かさぶた、しこり、脱毛、フケ、強いにおいなどに気づくこともあります。普段から体に触る習慣があると、異変を早く見つけやすくなります。
毛質別|ブラッシング頻度の目安
長毛犬・シルキーコート
長毛犬やシルキーな毛質の犬は、基本的に毎日またはそれに近い頻度でブラッシングしたいタイプです。
該当しやすい犬種には、次のような犬がいます。
- ヨークシャー・テリア
- マルチーズ
- シーズー
- パピヨン
- アフガン・ハウンド
- ロングコートチワワ
- ロングコートダックスフンド
長毛犬は、耳の後ろ、わき、内股、しっぽ、首輪やハーネスが当たる部分に毛玉ができやすいです。
一度毛玉になると、ブラシを通すだけでは取りにくく、犬が痛がることがあります。無理に引っ張ると皮膚を傷めるため、小さなもつれの段階でこまめにケアすることが大切です。
長毛犬では、スリッカーブラシで毛のもつれをほぐし、最後にコームで引っかかりがないか確認する流れがおすすめです。
巻き毛・ウェーブ毛の犬
巻き毛やウェーブのある犬は、抜け毛が床に落ちにくい一方で、毛の中に絡まりやすい傾向があります。
該当しやすい犬種には、次のような犬がいます。
- トイ・プードル
- ビション・フリーゼ
- ポーチュギーズ・ウォーター・ドッグ
- コッカプーなどのミックス犬
巻き毛の犬は、見た目では毛玉が分かりにくいことがあります。表面はふわっとしていても、根元で毛玉になっているケースがあります。
VCA Hospitalsでは、長毛・シルキー・カールした被毛の犬では毛玉を防ぐために日常的なブラッシングが重要だと説明しています。
巻き毛の犬では、トリミングスタイルによって必要な頻度が変わります。短めにカットしていれば週数回でも管理しやすい場合がありますが、ふんわり長めのスタイルにしている場合は毎日ブラッシングした方が安心です。
ダブルコートの犬
ダブルコートとは、上毛であるオーバーコートと、下毛であるアンダーコートの二層構造の被毛です。
該当しやすい犬種には、次のような犬がいます。
- 柴犬
- コーギー
- ポメラニアン
- シェットランド・シープドッグ
- ゴールデン・レトリーバー
- シベリアン・ハスキー
- 秋田犬
ダブルコートの犬は、換毛期に大量の抜け毛が出ます。
通常時は週1〜3回程度、換毛期は毎日近くブラッシングすると抜け毛を管理しやすくなります。Purdue Universityの資料でも、厚いアンダーコートの犬は週1〜2回以上、必要に応じてさらにブラッシングすること、換毛期には頻度が増えることが紹介されています。
ダブルコートの犬には、スリッカーブラシ、ピンブラシ、アンダーコート用のブラシやコームを使うことがあります。
ただし、抜け毛を取りたいからといって強くこすりすぎると皮膚を傷める可能性があります。皮膚にブラシを押しつけず、毛の流れに沿ってやさしく行いましょう。
短毛・スムースコートの犬
短毛犬は毛玉ができにくいため、長毛犬ほど頻繁なブラッシングは必要ありません。
ただし、短毛犬でも抜け毛はあります。皮膚のチェックや抜け毛対策のため、週1回程度のブラッシングを習慣にするとよいでしょう。
該当しやすい犬種には、次のような犬がいます。
- フレンチ・ブルドッグ
- パグ
- ミニチュア・ピンシャー
- イタリアン・グレーハウンド
- ラブラドール・レトリーバー
- ビーグル
- 柴犬の短めの被毛タイプ
短毛犬には、ラバーブラシ、獣毛ブラシ、グルーミンググローブなどが使いやすいです。
スリッカーブラシを使う場合は、皮膚に刺激が強くなりすぎないよう注意しましょう。短毛犬は毛が短い分、ブラシの刺激が皮膚に伝わりやすいことがあります。
ワイヤーコートの犬
ワイヤーコートは、硬めでごわごわした質感の被毛です。
該当しやすい犬種には、次のような犬がいます。
- ミニチュア・シュナウザー
- ワイヤー・フォックス・テリア
- ノーフォーク・テリア
- ウェルシュ・テリア
ワイヤーコートの犬は、毛質を保つために通常のブラッシングに加え、トリミングサロンでのケアが必要になることがあります。
家庭では週1〜数回を目安に、もつれや汚れを取るブラッシングを行います。毛が硬く絡まりやすい部分は、コームで確認しましょう。
犬種や仕上げ方によっては、プラッキングやストリッピングと呼ばれる専門的なケアが必要になる場合があります。自己流で行うと犬に負担がかかるため、必要な場合はトリマーに相談しましょう。
ブラッシングに使う主な道具
犬のブラシは、毛質に合ったものを選ぶことが大切です。
PDSAも、ペットには毛質に合ったブラシやコームが必要だと説明しています。
スリッカーブラシ
細いピンが並んだブラシで、抜け毛やもつれを取るのに使います。
長毛、巻き毛、ダブルコートなど幅広い犬に使えますが、皮膚に強く当てると痛みや赤みの原因になることがあります。
力を入れず、毛の表面を少しずつほぐすように使いましょう。
ピンブラシ
先端が丸いピン状のブラシです。
長毛犬や毛量の多い犬に使いやすく、毛並みを整える目的にも向いています。
スリッカーより刺激がやわらかいものが多いため、ブラッシングに慣れていない犬にも使いやすい場合があります。
コーム
くし状の道具で、ブラッシング後に毛玉やもつれが残っていないか確認するために使います。
特に、耳の後ろ、わき、内股、足先、しっぽなどはコームで確認すると分かりやすいです。
コームが引っかかる場所は、無理に引っ張らず、指やスリッカーで少しずつほぐしましょう。
ラバーブラシ
ゴム製のブラシで、短毛犬の抜け毛取りやマッサージに使いやすい道具です。
皮膚への刺激が比較的やさしいものが多く、短毛犬やブラッシングが苦手な犬にも使いやすい場合があります。
ただし、強くこすりすぎると皮膚に負担がかかるため、軽くなでるように使いましょう。
獣毛ブラシ
毛並みを整え、仕上げに使いやすいブラシです。
短毛犬やブラッシング後の仕上げに向いています。
抜け毛をごっそり取るというより、表面の毛を整える目的で使うとよいでしょう。
アンダーコート用ブラシ
ダブルコートの犬の下毛を取るための道具です。
換毛期には便利ですが、使いすぎると必要な毛まで取りすぎたり、皮膚に負担がかかったりすることがあります。
毎回長時間使うのではなく、犬の毛量や皮膚の状態を見ながら使用しましょう。
正しいブラッシングの手順
1.犬が落ち着いているタイミングで始める
ブラッシングは、散歩後や食後しばらくして落ち着いている時間に行うと始めやすいです。
遊びたい気持ちが強いときや、眠すぎるとき、興奮しているときは嫌がりやすくなります。
最初から全身を完璧に仕上げようとせず、短時間で終わらせることが大切です。
2.体をなでて異常がないか確認する
ブラシを使う前に、手で全身をなでて確認します。
見たいポイントは次の通りです。
- 皮膚の赤み
- かさぶた
- しこり
- 脱毛
- フケ
- 湿った部分
- 強いにおい
- 痛がる場所
- ノミ・マダニのような異物
痛がる場所や皮膚が赤い場所を強くブラッシングするのは避けましょう。
異常がある場合は、無理にケアを続けず、動物病院へ相談してください。
3.毛の流れに沿ってやさしくとかす
ブラッシングは、基本的に毛の流れに沿って行います。
力を入れて一気にとかすのではなく、小さな範囲を少しずつ進めます。
特に長毛犬や毛玉ができやすい犬では、表面だけをなでるのではなく、根元近くのもつれも確認しましょう。
ただし、皮膚にブラシを押しつける必要はありません。
4.毛玉ができやすい場所を確認する
毛玉ができやすいのは、摩擦が起きやすい場所です。
特に確認したいのは次の部位です。
- 耳の後ろ
- わき
- 内股
- 首輪やハーネスが当たる部分
- 胸
- しっぽ
- 足先
- お腹
- お尻まわり
VCA Hospitalsも、長毛・シルキー・カールした被毛の犬では、耳、わき、足の後ろなどに毛玉ができやすいと説明しています。
毛玉が小さいうちならほぐしやすいですが、大きく固まった毛玉は家庭で無理に取らない方が安全です。
5.最後にコームで仕上げる
長毛犬や巻き毛の犬では、最後にコームを通して引っかかりがないか確認します。
コームがスムーズに通れば、もつれが取れている目安になります。
引っかかる場所は、無理に引っ張らず、もう一度ブラシや指でほぐします。
6.短時間で終わらせてほめる
ブラッシングが苦手な犬ほど、短時間で終わることが大切です。
最初は1〜2分でも構いません。
終わったら、落ち着いた声でほめる、おやつを少量与えるなど、よい印象で終われるようにしましょう。
ブラッシングを嫌がる犬への慣らし方
ブラッシングを嫌がる犬に、いきなり全身をとかそうとすると、さらに苦手になってしまいます。
PDSAも、グルーミングはゆっくり慣らし、少しずつ進めることが大切だと説明しています。
慣らすときは、次の順番がおすすめです。
- ブラシを見せるだけ
- ブラシのにおいを嗅がせる
- ブラシで体に軽く触れる
- 1回だけなでてほめる
- 数回とかして終わる
- 少しずつ時間を延ばす
嫌がったときに押さえつけると、ブラッシングそのものが怖いものになってしまいます。
特に、過去に毛玉を引っ張られて痛い思いをした犬は、ブラシを見るだけで逃げることがあります。
まずは「ブラシが出てきても痛くない」「すぐ終わる」と覚えてもらうことが大切です。
ブラッシングでやってはいけないこと
ブラッシング中に避けたい対応は次の通りです。
- 毛玉を無理に引っ張る
- 皮膚にブラシを強く押しつける
- 嫌がる犬を長時間押さえつける
- 赤みや傷がある場所をこする
- 人間用の硬いブラシを使う
- 濡れた毛を無理にとかす
- 皮膚の異常を見つけても放置する
- 毛玉をハサミで皮膚ごと切りそうな状態で処理する
特に毛玉をハサミで切るときは注意が必要です。
毛玉は皮膚に近い場所で固まっていることがあり、皮膚を巻き込んで切ってしまう危険があります。大きな毛玉や皮膚に近い毛玉は、無理せずトリミングサロンや動物病院に相談しましょう。
換毛期のブラッシング
換毛期は、春や秋に抜け毛が増える時期です。
特にダブルコートの犬では、普段より多くの毛が抜けます。
換毛期には、通常よりブラッシング頻度を増やしましょう。Purdue Universityの資料でも、春と秋の抜け毛の時期にはブラッシングが多く必要になる場合があると説明されています。
換毛期のポイントは次の通りです。
- 毎日または数日に1回ブラッシングする
- 短時間をこまめに行う
- アンダーコートを取りすぎない
- 皮膚の赤みを確認する
- 抜け毛が急に増えた場合は体調も見る
換毛期だからといって、長時間ブラッシングし続ける必要はありません。
犬が疲れたり、皮膚が赤くなったりする前に切り上げましょう。
シャンプー前後のブラッシング
シャンプー前には、軽くブラッシングして抜け毛やもつれを取っておきましょう。
毛玉がある状態で濡らすと、毛玉が締まってさらに取れにくくなることがあります。
ASPCAは、犬のシャンプー頻度について少なくとも3か月に1回を目安にしつつ、屋外で過ごす時間が長い犬や皮膚の問題がある犬ではより頻繁なシャンプーが必要になる場合があると説明しています。
シャンプー後は、しっかり乾かしてからブラッシングします。
濡れたまま放置すると、蒸れやにおい、皮膚トラブルにつながることがあります。特に長毛犬やダブルコートの犬は、表面が乾いていても根元が湿っていることがあるため注意しましょう。
ブラッシング中に受診を検討したいサイン
ブラッシング中に次のような異変に気づいた場合は、動物病院へ相談しましょう。
- 皮膚が赤い
- かさぶたがある
- 脱毛している
- フケが急に増えた
- べたつきが強い
- 皮膚から強いにおいがする
- しこりがある
- 痛がる場所がある
- 体をしきりにかく
- 足や体をなめ続ける
- ノミ・マダニのようなものがいる
- 毛玉の下が赤くなっている
ブラッシングで一時的に抜け毛が増えることはありますが、地肌が見えるほどの脱毛や、かゆみ、赤み、湿疹がある場合は、単なる抜け毛ではない可能性があります。
皮膚病、アレルギー、寄生虫、ホルモンの病気などが関係することもあるため、自己判断で様子を見すぎないようにしましょう。
子犬のブラッシングは慣らすことが目的
子犬のブラッシングは、毛をきれいにすることだけでなく、体を触られることに慣れるためにも大切です。
最初から長時間行う必要はありません。
子犬の場合は、次のように進めましょう。
- 柔らかいブラシを使う
- 1回1〜2分から始める
- 体を触らせてくれたらほめる
- 足先、耳、しっぽも少しずつ触る
- 嫌がる前に終わる
- ブラシをおもちゃにさせない
子犬の時期にブラッシングへ慣れておくと、成犬になってからのケアがしやすくなります。
特に将来トリミングが必要な犬種では、足先、耳、口元、しっぽなどを触られる練習もしておくとよいでしょう。
シニア犬のブラッシングで注意すること
シニア犬は、若い頃より皮膚が敏感になったり、関節が痛くなったりすることがあります。
ブラッシングの姿勢や時間にも配慮しましょう。
シニア犬では、次の点に注意します。
- 長時間立たせない
- 寝た姿勢でも無理なく行う
- 関節を強く曲げない
- 皮膚をこすりすぎない
- しこりや脱毛を確認する
- 体重減少や筋肉の減りも見る
- 疲れたら途中でやめる
シニア犬は、皮膚のできものや体の痛みが増えることがあります。
ブラッシングを嫌がるようになった場合は、単なるわがままではなく、痛みや体調不良が隠れている可能性もあります。
よくある質問
犬のブラッシングは毎日必要ですか?
長毛犬、巻き毛の犬、毛玉ができやすい犬は、毎日またはそれに近い頻度でブラッシングした方が安心です。
一方、短毛犬やスムースコートの犬は、週1回程度でも十分な場合があります。
毛質、抜け毛の量、毛玉の有無、皮膚の状態に合わせて調整しましょう。
短毛犬にもブラッシングは必要ですか?
はい。短毛犬でも抜け毛はあります。
毛玉はできにくいですが、抜け毛対策や皮膚チェックのために週1回程度のブラッシングを習慣にするとよいでしょう。
ラバーブラシやグルーミンググローブなど、短毛向けの道具を使うとケアしやすいです。
ブラッシングを嫌がるときはどうすればいいですか?
最初はブラシを見せるだけ、体に軽く当てるだけなど、短時間から慣らします。
嫌がる犬を押さえつけて全身をとかすと、ブラッシングがさらに苦手になることがあります。
1〜2分で終わらせ、できたらほめることを繰り返しましょう。
毛玉は自分で切ってもいいですか?
小さく、皮膚から離れている毛玉なら慎重に処理できる場合もあります。
ただし、皮膚に近い毛玉や大きく固まった毛玉は、ハサミで皮膚を切る危険があります。無理に切らず、トリミングサロンや動物病院に相談しましょう。
ブラッシングでフケが出るのは普通ですか?
少量のフケが一時的に出ることはあります。
ただし、フケが急に増えた、皮膚が赤い、かゆがる、においが強い、脱毛がある場合は、皮膚トラブルの可能性があります。
ブラッシングを続けて様子を見るだけでなく、動物病院へ相談しましょう。
シャンプー前にブラッシングした方がいいですか?
はい。シャンプー前に抜け毛やもつれを取っておくと、洗いやすく乾かしやすくなります。
毛玉がある状態で濡らすと、毛玉が締まって取れにくくなることがあります。
どのブラシを選べばいいですか?
毛質に合わせて選びます。
長毛や巻き毛にはスリッカーブラシとコーム、短毛犬にはラバーブラシや獣毛ブラシ、ダブルコートにはスリッカーやアンダーコート用の道具が使われます。
迷う場合は、トリマーや動物病院で愛犬の毛質に合う道具を相談すると安心です。
まとめ|ブラッシング頻度は毛質に合わせて決めよう
犬のブラッシングは、すべての犬に毎日必要というわけではありません。
ただし、長毛犬、巻き毛の犬、毛玉ができやすい犬は、毎日または週数回のこまめなブラッシングが必要です。短毛犬でも、抜け毛対策や皮膚チェックのために週1回程度のブラッシングを習慣にするとよいでしょう。
毛質別の目安は次の通りです。
- 長毛・シルキーコート:毎日〜週数回
- 巻き毛・ウェーブ毛:毎日〜週2・3回以上
- ダブルコート:週1〜3回、換毛期は頻度を増やす
- 短毛・スムースコート:週1回程度
- ワイヤーコート:週1〜数回
ブラッシングでは、毛をきれいにするだけでなく、皮膚の赤み、しこり、脱毛、フケ、ノミ・マダニなどを確認することも大切です。
嫌がる犬には、無理に長時間行わず、短時間から少しずつ慣らしましょう。
愛犬の毛質に合った道具と頻度で、負担の少ないブラッシングを続けていくことが、抜け毛や毛玉の予防、皮膚の健康管理につながります。
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