犬の暑さ対策グッズおすすめ比較|冷却マット・ベスト・扇風機を検証

犬の暑さ対策として冷却マットや扇風機などのグッズを比較するイメージ画像

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犬の暑さ対策グッズには、冷却マット、アルミプレート、クールベスト、ネッククーラー、扇風機など、さまざまな種類があります。

商品を探し始めると、どれも「ひんやり」「クール」と書かれているため、結局どれを選べばよいのか分かりにくいところです。

先に結論をいうと、使う場所によって適したグッズは変わります

  • 室内や留守番中:冷却マット・アルミプレート
  • 夏の散歩:クールベスト・お散歩ケープ
  • ペットカート:ミストファン・クリップ式扇風機
  • 硬い床を嫌がる犬:ジェル入りマット
  • 湿度が高い日:保冷剤を入れるベスト

ただし、暑さ対策グッズだけで熱中症を防げるわけではありません

犬の夏の暑さ対策では、まず室温・散歩時間・留守番環境を整えたうえで、冷却マットやクールベストなどを補助的に使うことが大切です

環境省は、夏の室内では適切な温度・湿度を保ち、犬が自分で快適な場所へ移動できる環境を整えるよう案内しています。散歩についても、日中を避けて早朝や夜などの涼しい時間帯を選ぶことが必要です。

この記事では、犬用の暑さ対策グッズを冷却方法や使用場面から比較し、どのような犬に向いているかを解説します。

目次

犬の暑さ対策グッズを種類別に比較

代表的な暑さ対策グッズの違いをまとめると、次のようになります。

種類主な使用場所冷却方法電源メリット注意点
アルミプレート室内・留守番犬の熱をアルミへ逃がす不要丈夫で手入れしやすい硬い場所を嫌がる犬もいる
ジェルマット室内・ケージジェルが体の熱を吸収する不要やわらかく寝やすい噛み癖のある犬には注意
接触冷感マット室内・ベッド冷感生地が熱を逃がす不要洗いやすく使いやすい強い冷たさは期待しにくい
水で濡らすベスト散歩・外出水分の蒸発で熱を逃がす不要保冷剤を持ち歩かなくてよい高湿度では効果が弱まりやすい
保冷剤入りベスト散歩・外出保冷剤で部分的に冷やす不要湿度の影響を受けにくい重さと冷えすぎに注意
扇風機・ファンカート・室内送風と空気の循環充電・電池熱や湿気のこもりを減らせるエアコンの代わりにはならない

ペトくら編集部
暑さ対策グッズは、ひとつで全部を解決するものではありません。室内用、散歩用、カート用のように使う場面を分けて考えると、愛犬に合うものを選びやすくなります。

どれか一つを選ぶというより、室内用と外出用を分けて用意する方が使いやすくなります。

例えば、室内ではアルミプレート、散歩ではクールベスト、ペットカートではファンという組み合わせです。

犬の暑さ対策グッズおすすめ7選

1.ペティオ「クールアルミシート」

室内用として最初に検討しやすいのが、ペティオのクールアルミシートです。

熱伝導性の高いアルミニウムを使用し、犬の体から伝わった熱を逃がす仕組みです。水や電気を使わず、表面はアルマイト加工されています。滑り止めが付いており、汚れた場合は拭いて手入れできます。

向いている犬

  • フローリングで寝ることが多い犬
  • 布製マットを噛む犬
  • 留守番中にも使いやすい商品を探している家庭
  • 毛や汚れを簡単に掃除したい家庭

気になる点

アルミプレートは硬いため、ふかふかしたベッドを好む犬は乗らないことがあります。

犬が必ず使うとは限らないので、最初から大きなサイズを購入するのではなく、普段寝ている場所や床の好みを見て選ぶ方が無難です。

また、アルミ自体が冷房のように冷え続けるわけではありません。室温が高い部屋ではプレートも温まりやすいため、エアコンと併用します

おすすめする家庭:丈夫さと掃除のしやすさを優先したい家庭


2.ペティオ「アルミ&ジェル ソフトクールマット」

硬いアルミプレートを嫌がる犬には、アルミとジェルを組み合わせたソフトタイプが選択肢になります。

ペティオのアルミ&ジェル ソフトクールマットは、保水ポリマーとアルミの吸熱・放熱を利用する商品です。内部にジェルとウレタンが入っており、アルミプレートよりもやわらかい寝心地になっています。表面は拭いて手入れできます。

向いている犬

  • 硬い床ではあまり寝ない犬
  • シニア犬
  • ベッドのようなやわらかさを好む犬
  • ケージやサークル内で使いたい家庭

気になる点

ジェル入りの商品は、噛んだり爪で引っかいたりすると破損する可能性があります

噛み癖がある犬や、マットを振り回して遊ぶ犬には、アルミプレートの方が扱いやすいでしょう。使用前には表面の傷や液漏れがないか確認します。

おすすめする家庭:冷たさと寝心地の両方を重視したい家庭


3.マルカン「ひんやりクールアルミプレート」

犬の体格に合わせてサイズを選びたい場合は、マルカンのひんやりクールアルミプレートも候補になります。

S・M・Lなどのサイズが用意されており、アルマイト加工によって汚れが付きにくく、手入れしやすい仕様です。

向いている犬

  • アルミの冷たい感触を好む犬
  • 小型犬から大型犬まで体格に合わせて選びたい家庭
  • 電源コードのない暑さ対策用品を探している家庭

気になる点

サイズ表記だけで決めず、犬が横向きに寝たときの長さを測ってから選びます。

小さすぎると体の一部しか乗らず、大きすぎると置き場所に困ることがあります。多頭飼いでは、一枚を取り合わないよう、それぞれが休める場所を用意した方が使いやすくなります。

おすすめする家庭:シンプルで壊れにくい冷却用品を探している家庭


4.マンダリンブラザーズ「クーリングベスト」

散歩中に使いやすいのが、保冷剤を入れるタイプのクールベストです。

マンダリンブラザーズのクーリングベストは、接触冷感生地を使用し、背中に付属のアイスパックを収納できるポケットが付いています。胴回りはゴムアジャスターで調整できます。

向いている犬

  • 水で服を濡らすのを嫌がる犬
  • 湿度が高い地域で使いたい家庭
  • 短時間の散歩や通院時に使いたい犬
  • 接触冷感と保冷剤を併用したい家庭

気になる点

保冷剤を入れると、その分だけ重くなります。

小型犬やシニア犬では、ベスト全体の重さも確認した方が安心です。凍らせた保冷剤を皮膚へ直接当てず、必ず商品指定のポケットに入れて使います。

長時間つけたままにせず、途中で皮膚や被毛が冷えすぎていないか確認しましょう。

おすすめする家庭:蒸し暑い日の短時間の外出で使いたい家庭


5.ラフウェア「スワンプクーラー ベスト」

保冷剤を持ち歩かず、散歩やアウトドアで使いたい場合は、水で濡らす蒸発冷却タイプが便利です。

ラフウェアのスワンプクーラーベストは、水に濡らして着用し、水分が蒸発するときに熱を逃がす仕組みです。外側の生地が日差しを遮り、中間層が水分を保持します。背中にはリードを通す開口部があり、ハーネスの上から着用できます。乾いてきたら、再び水で濡らして使用します。

向いている犬

  • 長めの散歩やアウトドアで使いたい犬
  • 保冷剤の交換を減らしたい家庭
  • 背中から胴体まで広く覆いたい犬
  • ハーネスと併用したい家庭

気になる点

蒸発冷却は、空気が乾いている環境ほど働きやすく、高湿度では水分が蒸発しにくくなります。メーカーも、蒸発冷却は高温で乾燥した気候で特に効果を発揮すると説明しています。

日本の蒸し暑い日には、濡らしたベストだけを頼りにせず、散歩時間を短くすることが必要です。

ベストが乾いたまま熱を持っていないか、途中で手を入れて確認しましょう。

おすすめする家庭:散歩やアウトドアで広範囲をカバーしたい家庭

ペトくら編集部
クールベストを着せていても、暑い時間帯の散歩は避けるのが基本です。早朝や夜の涼しい時間を選び、途中で呼吸の荒さや歩くスピードを確認しましょう。


6.マルカン「超COOLお散歩ケープ」

服を頭から通すのが苦手な犬には、背中へかぶせるケープ型が使いやすいことがあります。

マルカンの超COOLお散歩ケープは、接触冷感生地と保冷剤ポケットを備え、夜間の散歩で視認性を高める反射テープも付いています。サイズによって対象となる犬の体格が異なるため、購入前に首回りや着丈の確認が必要です。

向いている犬

  • 服を着せるのに時間がかかる犬
  • 夜や早朝に散歩する犬
  • 接触冷感と保冷剤を併用したい家庭
  • 頭を通す服が苦手な犬

気になる点

ケープ型は着脱しやすい反面、体形によっては歩いているうちにずれることがあります。

首や胴回りを締めすぎず、かといって回転しない程度に調整します。初めて使用するときは、短い散歩で動きやすさを確認してください。

おすすめする家庭:着脱のしやすさを優先したい家庭


7.ペットパラダイス「ミストハンディファン」

ペットカート内の熱や湿気がこもりやすい場合は、クリップで固定できるファンが役立ちます。

ペットパラダイスのミストハンディファンは、風量を3段階で調整でき、ミストと送風を併用できます。手持ち・卓上・クリップ式として使え、ペットカートへの取り付けにも対応しています。2026年モデルは税込4,600円で案内されています。

向いている犬

  • ペットカートをよく利用する犬
  • 通院や移動中の空気のこもりが気になる家庭
  • クリップ式と手持ち式を使い分けたい家庭

気になる点

扇風機は、周囲の空気を冷房のように冷たくするものではありません。

犬は人ほど全身から汗をかかないため、乾いた被毛へ風を当てるだけでは十分な冷却にならないことがあります。ファンは、カート内の空気を循環させたり、ミストや濡らしたベストの水分蒸発を助けたりする補助用品として使います。犬の体を冷やす応急処置でも、濡らした体へ風を当てる方法が案内されています。

また、ファンの羽根へ犬の毛やリードが巻き込まれない位置に設置し、落下しないことを確認してください。

おすすめする家庭:ペットカート内の空気を循環させたい家庭

目的別に選ぶならどれがおすすめ?

室内で使うならアルミプレート

室内や留守番中の暑さ対策には、アルミプレートが扱いやすいでしょう。

電源が不要で、表面を拭いて掃除できます。布やジェルを噛みやすい犬にも比較的向いています。

ただし、アルミプレートを置く場所は犬が自由に選べるようにします。ケージの床全面へ敷くのではなく、通常の床やベッドも残しておきましょう。

硬い床を嫌がるならジェルマット

アルミプレートに乗らない犬には、ジェル入りやクッション入りの冷却マットが候補です。

やわらかいため寝やすい反面、破損や誤飲には注意が必要です。噛み癖がある犬の留守番中に使用する場合は、事前に飼い主が見ている場所で様子を確認します。

夏の散歩にはクールベスト

散歩用は、次の2種類から選びます。

  • 日本の蒸し暑い日:保冷剤入りタイプ
  • 比較的乾燥した日やアウトドア:水で濡らすタイプ

服を嫌がる犬には、ベストよりも首回りだけを冷やすネッククーラーや、着脱しやすいケープ型も候補になります。

ただし、暑さ対策グッズを着せたからといって、真昼に散歩できるわけではありません。夏の日中は熱中症や肉球のやけどの危険があるため、早朝や夜間を選びます。

ペットカートにはファンと保冷用品を併用

カートでは日よけを閉めすぎると、内部に熱がこもることがあります。

ファンだけでなく、次のものを組み合わせます。

  • 通気性のある日よけ
  • 保冷剤
  • クールマット
  • 飲み水
  • 温度計
  • クリップ式ファン

ファンを使用していても、犬が激しくパンティングしている場合は、涼しい建物や車内へ移動します。

犬用冷却マットを選ぶポイント

犬が横になれるサイズを選ぶ

商品サイズは、犬が伏せた状態ではなく、横向きに寝た状態を基準にします。

体全体を必ず乗せる必要はありませんが、小さすぎると犬が使いにくくなります。一方で、体の一部だけを冷やしたい犬もいるため、犬自身が乗る範囲を選べる大きさが理想です。

手入れ方法を確認する

夏はよだれや皮脂、抜け毛が付きやすいため、毎日の手入れが簡単なものを選びます。

  • アルミ:水拭きしやすい
  • ジェル:表面を拭けるものが多い
  • 布製:洗濯表示を確認する
  • 電動式:カバーのみ洗えるか確認する

噛み癖を考える

噛み癖のある犬には、ジェルマットや電源コードのある商品を安易に置かない方が安全です。

特に留守番中は、飼い主がすぐに止められません。初めて使う商品は、在宅時に犬の反応を確認してから留守番環境へ置きます。

犬用クールベストを選ぶポイント

胸回りを測る

クールベストは、犬種名や体重だけではなく、メーカーが指定する測定位置で胸回りや首回りを測ります

小さすぎると呼吸や動きを妨げ、大きすぎると歩行中にずれる可能性があります。

冷却方式を確認する

クールベストには、主に次の方式があります。

  • 水で濡らす
  • 保冷剤を入れる
  • 接触冷感生地を使う
  • 複数の方式を組み合わせる

保冷剤入りは冷たさを感じやすい一方で、重さがあります。濡らすタイプは軽く使いやすいものの、高湿度では乾きにくくなります。

散歩中も状態を確認する

着せたまま安心せず、途中でベストの内側へ手を入れて確認します。

  • 熱がこもっていないか
  • ベストが乾いていないか
  • 保冷剤が冷えすぎていないか
  • 脇や首が擦れていないか
  • 呼吸が荒くなっていないか

犬が歩く速度を落としたり、日陰から動きたがらなかったりする場合は、散歩を切り上げます。

扇風機だけでは犬の暑さ対策にならない

犬用扇風機は便利ですが、冷房の代わりにはなりません

室温が高い部屋で扇風機だけを回しても、犬へ高温の空気を送り続けることになります。留守番中はエアコンで室温と湿度を管理し、扇風機やサーキュレーターは空気を循環させるために使います。

ペトくら編集部
扇風機は空気を動かすための補助グッズです。真夏の留守番では、エアコンで室温と湿度を管理し、犬が涼しい場所へ移動できる環境を作っておきましょう。

ペットカートでも同様です。

ファンが動いているから安全と考えず、日陰を選び、長時間の外出を避け、水分と保冷用品を準備します。

暑さ対策グッズを使用するときの注意点

犬が使わなくても無理に乗せない

せっかく購入した冷却マットを犬が使わないことは珍しくありません。

無理に乗せるのではなく、普段よく寝ている場所の近くへ置きます。アルミの音や感触を嫌がる場合は、薄い布を一部だけ敷く方法もあります。

冷やしすぎにも注意する

小型犬、子犬、シニア犬、持病のある犬は、冷えすぎにも注意が必要です。

冷却用品だけを置くのではなく、犬が通常のベッドへ移動できるようにします

留守番中は安全性を優先する

留守番中に使用するなら、冷たさの強さだけでなく、次の点を確認します。

  • 破損しにくいか
  • 誤飲する部品がないか
  • 電源コードを噛まないか
  • 水漏れしないか
  • 犬が自分で離れられるか

安全性を重視するなら、電気やジェルを使わないアルミプレートから試す方法があります。

犬の暑さ対策グッズに関するよくある質問

冷却マットがあればエアコンは不要ですか?

冷却マットは、エアコンの代わりにはなりません。

室温そのものが高い場合、マットも次第に温まります。真夏の留守番では冷房を使用し、マットは犬が選べる補助的な休憩場所として置きます。

冷却マットはケージ全面へ敷いてよいですか?

全面へ敷くのではなく、通常の床面も残す方がよいでしょう。

犬が寒いと感じたときに、自分で冷却マットから離れられるようにします。

クールベストは乾いたまま使えますか?

商品によって異なります。

水で濡らす蒸発冷却タイプは、乾いたら再び濡らす必要があります。接触冷感や保冷剤タイプは、メーカーの使用方法に従ってください。

犬へ扇風機の風を直接当ててもよいですか?

短時間の送風はできますが、顔へ強風を当て続けるのは避けます。

カート内や部屋全体の空気を循環させる位置へ設置し、犬が風の当たらない場所へも移動できるようにします。

多頭飼いでは冷却マットを何枚用意しますか?

犬同士が一枚を取り合う場合や、それぞれ好む場所が違う場合に備え、基本的には一頭ずつ休める場所を用意します。

同じ種類を2枚買う前に、まず一枚で反応を確認し、どの素材を好むか見てから追加してもよいでしょう。

まとめ|室内・散歩・カートで暑さ対策グッズを使い分ける

犬の暑さ対策グッズは、使う場面に合わせて選びます

  • 室内や留守番:アルミプレート
  • やわらかさ重視:ジェル入りマット
  • 蒸し暑い日の散歩:保冷剤入りベスト
  • 乾燥した日の散歩やアウトドア:水で濡らすベスト
  • 着脱のしやすさ重視:ケープ型
  • ペットカート:ミストファンやクリップ式ファン

初めて購入するなら、室内用には手入れしやすいアルミプレート、散歩用には着脱しやすいクールベストから検討しやすいでしょう。

ただし、どのグッズもエアコンや散歩時間の調整に代わるものではありません。

犬が使っている様子を確認し、冷たさ、重さ、動きやすさ、安全性を見ながら、愛犬に合うものを選んでください。

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この記事を書いた人

ペトしる編集部では、犬・猫をはじめとしたペットとの暮らしに役立つ情報を発信しています。フード選び、健康管理、ペット保険、日々のお世話など、飼い主さんが迷いやすいテーマをわかりやすく整理し、安心して判断できる情報をお届けします。

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